温度プロファイルの試料
リフロー炉内の温度経時変化状態を示す『温度プロ
ファイル』は非常に重要です。所が、SMTの生産現
場で80%以上の現場は、間違ったプロファイルを現
場で掲示しています。(実際の炉内の温度と掲示さ
れた温度プロファイルカーブとが異なっているのです)
そのために
(1)はんだ付け不良
(2)部品破損
(3)基板フクレ
等の症状を発生させてしまう事がたびたびあります。
なぜ、温度プロファイルが重要かと言いますと、プリ
ントアウトされた温度カーブが、『ISOの会議』、また
『品質会議』等の席上で、「私どもは、このように問
題のない温度プロファイルで生産しています」と宣
言されてしまいます。そうすると後は、はんだが悪い
、部品が悪い、基板が悪いとなってしまいます。これ
では不良の原因分析が的を得た分析になりません。
それには、一つのカラクリが有るのです。
炉の温度測定をする基板試料にあるのです。試料
での温度測定は、量産時の基板温度と出来るだけ
イコールでなければ意味有りません。所がイコール
でないSMT生産現場が非常に多いのに驚かされま
す。熱電対を基板に付ける作業が、現場ではバラ
バラで耐熱テープを2重、3重にも重ね固定する。又
熱硬化接着剤をウナギの寝床のように多量に付け
固定する。これでは、実際に基板面が300度近くな
りますが、測定した温度プロファイルは、ISO通り、
推奨温度カーブ通りとなってしまいます。こうなると
真の不良原因対策はどこかに隠れてしまいます。
正しい温度測定用の試料を作る事が本当に重要
です。
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